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先に結論から言ってしまうと、武庫ノ台(むこのだい)ゴルフコースは「人を選ぶ」コースでした。ハマる人にはこれ以上ないホームコース候補になる一方、そうでない人にはちょっと割高に感じるかもしれない――そんな一面があります。
兵庫県神戸市北区、羽束山を望む高台にたたずむこのパブリックコースを、今回じっくり一日かけて回ってきました。広くて優しいレイアウト、絶景レストラン、ナイターゴルフ、そして万博生まれのユニークな休憩小屋まで、見どころは盛りだくさん。
この記事では、武庫ノ台ゴルフコースが「どんな人におすすめで、どんな人には向かないか」を、実際に回った正直な目線でお伝えします。
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アクセス・クラブ(送迎)バス 注意点
武庫ノ台ゴルフコースへのアクセスは、基本的に車が便利。ただコース直前に一つだけ「心の準備」がいるポイントがあるので、先にお伝えしておきますね。
武庫ノ台ゴルフコース 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 〒651-1503 兵庫県神戸市北区道場町生野字北山1176-16 |
| TEL | 078-904-7012 |
| 最寄りIC | 中国自動車道・西宮北ICより約9km(車で15分) |
車でのアクセス
最寄りは中国自動車道の西宮北IC。ICからは約9km、15分ほどで到着です。ここまでは何のストレスもなく、鼻歌まじりで走れます。
問題はその先。武庫川に架かる生野橋を渡ったあたりから、道がキュッと細くなるんです。
運転に自信がない方や車幅が大きい方は、対向車注意で気持ちゆっくりめに進むのが吉です。
注意ポイント
生野橋を渡った先は道幅が狭くなる区間あり。対向車とのすれ違いに注意して、スピードは控えめに。
クラブバス
電車派にうれしいのがクラブバス。最寄りの道場駅から、JRの電車の時刻に合わせて運行してくれるので、待ち時間のストレスが少なめです。
正直、あの狭い道にドキドキしたくない人は、いっそ「電車+クラブバス」という選択肢も全然アリ。というか、むしろこっちのほうが快適まであります。
※運行時間は変わることもあるので、予約時に最新情報を確認しておくと安心です。
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■ 車:西宮北ICから約9km・15分
■ 生野橋の先は道が狭い → すれ違い注意
■ 電車:道場駅からクラブバス運行(JRに連動)
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営業時間・駐車場・EV充電機
営業時間
営業時間は季節によって変動します。夏場と冬場では日の長さも変わるので、スタート時間も前後するんですよね。
「何時から開いてるっけ?」と当日あわてないためにも、予約時か前日までに倶楽部ハウスへ直接問い合わせて確認しておくのが確実です。ここは横着せず、ひと電話しておきましょう。
ワンポイント
営業時間は季節により異なります。スタート時間の確認も兼ねて、事前に倶楽部ハウス
(TEL:078-904-7012)へ問い合わせを。

駐車場
駐車場はクラブハウスのすぐ近く。車を停めてからエントランスまでが近いので、重いキャディバッグを持って延々と歩かされる…ということはありません。これ、地味だけどありがたいポイントです。
しかも到着時はお迎えあり。車寄せに着けるとスタッフさんが対応してくれるので、バッグの積み下ろしもスムーズでした。朝のバタバタが少しラクになります。
スペースもゆったりしていて、山あいの高台にあるおかげで駐車場からの見晴らしもなかなか。到着した瞬間から「今日は気持ちよさそうだな」とテンションが上がりました。
EV充電機
こちらは残念ポイント。EV充電機は設置されていません。
電気自動車で向かう方は、現地での充電はあてにせず、行き帰りのルート上で充電を済ませておくプランで動くのが安心です。中国道沿いのSA・PAなどで事前に計画しておきましょう。
全世界17000コース対応のGPSナビと高精度スイング分析で、ラウンドが変わる。最大21日駆動のロングバッテリーとHONMAコラボの高級感も両立した、本気のゴルファーに選んでほしい唯一無二の1本です。 |
チェックイン機・受け付け・ショップ
チェックイン・精算機
到着してまず向かうのが、自動のチェックイン機。PGMアプリを使えばスマホでそのままチェックインできて、これが本当にラク。カード派の人ももちろん対応しているので、どちらでも大丈夫です。
精算も自動精算機で完結するスタイル。QR決済(PayPayなど)や各種キャッシュレスにも幅広く対応していて、今どきだなあと感心しました。午後スタートの人は、ラウンド前に精算を済ませておく方式なので、機械の案内をチェックしておきましょう。
PGMアプリでチェックインすると受付がスムーズ。事前にアプリを入れておくのがおすすめです。

フロント
チェックインが機械化されているとはいえ、有人のフロントもちゃんとあります。木目を基調とした落ち着いたカウンターで、困ったことがあればここで相談できるので安心感があります。お土産コーナーや宅急便の受付もこのあたりに集約されていました。

ショップ
プロショップもなかなかの充実ぶり。キャロウェイやニューバランスといった有名どころのウェアから、キャディバッグ、小物、帽子まで幅広く揃っていて、セール品も結構出ていました。「あ、忘れた!」というグローブやボールの現地調達もできるので、いざという時に助かります。
2階から見下ろすとロビー全体が開放的で、大きな窓から緑が見えるのも気持ちいい。ショップ・お土産コーナーもゆったり配置されていて、ラウンド後にのんびり見て回れる雰囲気でした。


コースの歴史
ここで少しだけ、このコースの背景について。武庫ノ台ゴルフコースは1966年開場、約60年の歴史を持つパブリックコースです。設計は名匠上田治。長年関西電力グループが運営してきましたが、2023年にPGMグループへ運営が移りました。
そして注目なのが、2025年春からナイターゴルフをスタートしたこと。歴史あるコースが新しいことにも挑戦しているのは、なんだかうれしくなりますね。仕事帰りや夏場の涼しい時間帯に回れるのは、選択肢として純粋にありがたいです。
プレイフィ料金と予約(平日/土日・2サム・割増)
武庫ノ台ゴルフコース 実際にかかった料金
今回僕が回ったのは2026年8月の平日・ビジター。昼食付きのVプレイフィで予約しました。実際の内訳がこちらです。
Vプレイフィ(指定昼食付) ¥9,980
ゴルフ場振興基金 ¥20
ゴルフ場利用税 ¥700
合計 ¥10,700
平日とはいえ、昼食が付いて1万円ちょっと。関西圏のパブリックコースとしては、可もなく不可もなく…いや、昼食込みと考えると、少々お高めに思います。
「今日はガッツリ贅沢するぞ!」というより、「気軽にサクッと回りたい」という日にちょうどいい価格帯ですね。
PGM年次登録者はお得にプレイ出来ます、詳しい情報は目次の会員権でみてね
注意しておきたい追加費用
ただし、上の金額が「最終的な支払い」とは限りません。人によっては、以下のような費用が別途かかることがあります。
- 飲食差額費:指定メニュー以外を頼んだ場合の差額
- 練習ボール代:スタート前に打ちっぱなしで調整したい人
- ロッカー代:ロッカーを利用する場合(別途440円・税込)
2026年4月1日より、ロッカー及び浴室ご利用料金が440円(税込)になったみたい
有料でロッカー借りないとシャワーも使えないのは酷いですね
このあたりは使うかどうかで変わってくるので、「合計¥10,700+α」くらいの気持ちで予算を組んでおくと、精算時に慌てません。とはいえ、どれも法外な金額ではないので、過度に身構える必要はないですよ。
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ロッカールーム・トイレ・洗面所
ロッカールーム
ロッカーは黒〜ダークブラウンを基調とした、落ち着いた色合い。派手さはないけれど、木目調の扉がシックで、大人の空間という雰囲気があります。個人的にはこういう主張しすぎないデザイン、結構好きです。

ただ一つだけ正直に言うと、ロッカーの対面がやや狭く感じました。真ん中にベンチが並んでいるのですが、混み合う時間帯に向かい側の人と着替えが重なると、ちょっと気をつかうかも。ガラガラの時間なら全然気にならないレベルですが、スタート前の混雑時は「お先にどうぞ」の譲り合いが発生しそうです。
とはいえ通路自体は明るく清潔で、番号表示も見やすい。迷子になることもなく、快適に使えました。
デザインは落ち着いていて◎。ただ対面スペースは少し窮屈に感じることも。混雑時間は少し余裕を持って動くのがおすすめです。


洗面・トイレ
洗面台まわりは、むしろこちらが好印象。大きな鏡と白いカウンターで、明るく清潔感たっぷり。センサー水栓で、消毒液やペーパーもきちんと補充されていて、手入れが行き届いている印象を受けました。

トイレも同様にきれい。小便器も個室も数がしっかり確保されていて、個室はもちろん温水洗浄便座(ウォシュレット)付き。センサー式の自動洗浄で、このあたりは快適そのものでした。
ひとつ、荷物を軽くしたい人への注意点。タオルと歯ブラシのアメニティは置いていません。
フェイスタオルは持参するか、フロント・ショップで調達する前提で準備しておきましょう。


練習場料金(打ち放題・アプローチ・バンカー)
ドライビングレンジ
まず目を引くのが、2階建てのドライビングレンジ。1階打席で230ヤード、2階打席で200ヤードと、しっかり振り抜ける距離が確保されています。打ち下ろし気味の地形と背後の緑が気持ちよく、朝イチの1球目から爽快でした。
打席数は20打席。使用球はコースボールなので、実際のラウンドに近い感覚で最終調整ができるのがうれしいところ。「練習場のボールとコースのボールで飛びが違う…」というモヤモヤがないのは、地味だけど大きなポイントです。
| 項目 | 内容 |
| 打席数 | 20打席(各階10打席) |
| 距離 | 230ヤード(1階)/200ヤード(2階) |
| 料金 | 25球 ¥550 |
| 使用球 | コースボール |

コインの購入方法
ひとつ注意点。練習場は専用コイン制で、コインはマスター室で購入する仕組みです。打席に向かう前に、先にマスター室でコインを調達しておきましょう。「打席まで来たのにコインがない!」と往復する羽目にならないよう、ここだけ順番に気をつけてください。
なお、この練習場はNight Golf(ナイター)にも対応した打席になっていて、夜間練習もできる仕様。2025年春から始まったナイターゴルフと合わせて、仕事帰りにサクッと打ち込む、なんて使い方もできそうです。
練習コインはマスター室で先に購入を。専用コイン以外は使えないので要注意です。


アプローチ・パッティンググリーン
ドライビングレンジだけでなく、バンカー練習場もレンジ脇に完備。さらに、広々とした本格パッティンググリーンまで揃っていて、スタート前のショートゲーム調整もばっちりできます。
個人的には、この広いパッティンググリーンがお気に入り。芝の状態も良く、実際のグリーンの速さを事前に体感できるので、1番ホールでのファーストパットの距離感がだいぶつかみやすくなりました。

アプローチ練習場はありませんでしたのでドライビングレンジで練習してね
室内でのスイング練習の時は鏡があると軸の確認、左右のブレなど確認しやすくヘッドアップが解消出来ます ので、この割れない鏡が意外に便利!軽いので持ち運びも出来て使い方はあなた次第で無限大 |
カート・GPSナビゲーション・リモコン付き?
リモコンカート
カートはリモコン操作に対応。これ、セルフプレーだと本当にありがたいんです。ショットのたびにいちいち運転席に戻らなくても、手元のリモコンでカートを呼んだり、少し前に進めたりできるので、プレーのテンポがぐっと良くなります。
打った後に「あ、カート置いてきちゃった…」と取りに戻る、あの地味に消耗する動きがないだけで、体力の温存度が全然違います。特に夏場や、アップダウンのあるホールではこのラクさが効いてきました。
リモコン付きカートで、ショットのたびの往復が不要。セルフプレーのテンポがスムーズになります。
GPSナビゲーション
カートにはGPSナビゲーション(テクノクラフト社製)を搭載。グリーンまでの残り距離や、ホールの形状がひと目でわかるので、クラブ選択の判断がしやすくなります。
初めて回るコースだと「この先どうなってるの?」という不安がつきものですが、ナビがあると心の準備ができるのが大きい。打ち下ろしやドッグレッグなど、武庫ノ台の起伏に富んだレイアウトでも、ナビのおかげで大きなミスを減らせた気がします。

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コースの特徴・グリーンスピード
OUTコース

いきなりの試練。スタンスが左を向いていたのか、引っかけて第一打からOB…。朝イチのこの一発は精神的にこたえます。打ち直して何とかボギーに踏みとどまれたのが、せめてもの救いでした

距離のあるタフなミドル。フェアウェイはキープできたのに、まさかの3オン3パットでダボ。グリーン上でスコアを溶かす、いちばん悔しいパターンです

マーカーの位置から慎重に。なんとかボギーで収めました。ここのグリーン、油断ならない転がりです

このコースの名物ショート。正面にどっしり構える三角の山は、北摂連山の羽束山(はつかさん)。この景色を背に7番アイアンがナイスオン、2パットでパー。気持ちよさが段違いでした

広いフェアウェイに助けられ、のびのび振れる一打。3オンでボギー。こういう開けたホールは、見ているだけで肩の力が抜けます

5番アイアンでグリーン手前まで。そこからのアプローチが寄り切らずボギー。あと一歩、が遠いショートでした

フェアウェイの木が地味にプレッシャー。その先から3オンでボギー。木さえなければ…と言い訳したくなる一打でした

2打目地点から。ここからどう攻めるか、あれこれ考えるのがゴルフの楽しいところです

左のラフからのリカバリーがうまくハマり、3オン2パットでパー。ラフからでも冷静に運べたのは、この日いちばんの会心のショットでした

フェアウェイはきっちりキープできたものの、2オンならず。惜しくもボギー。悪くない流れなのに、あと一打が噛み合わないもどかしさが残る一打でした

2打目のバンカーが誤算。そこからグリーン奥のOBぎりぎり…セーフの位置に何とか止まってくれて命拾い。結局5オン2パットのトリプルで、前半は46。ほろ苦い折り返しです

この2打目地点が運命の分かれ道でした。バンカーさえ避けられていれば…と悔やまれる一打
INコース

後半はドライバーが好調。フェアウェイど真ん中をキープしてナイスパー。この一発で流れが変わる予感がしました

眼下に広がる三田平野。のどかな街並みを見下ろしていると、「ここに住んでる人はみんなゴルファーなんじゃ…」なんて妄想がはかどります

フェアウェイはキープできたものの、アプローチがいまいち決まらず3オンのボギー。10番のナイスパーで乗った流れを、もう一歩は続けられませんでした。寄せの精度、次への課題です

右のラフからの組み立てで4オン2パットのボギー。ロングは無理せず刻むのが、結局いちばんの近道ですね

距離が短めのミドルは狙い目。フェアウェイをきっちりキープして、うれしいパー。短いホールで確実に取れると気分が乗ります

6番アイアンがピタリとナイスオン、そのままパー。狙い通りの一打が決まると、ショートは本当に気持ちいい

スライスで右ラフへ…も、そこから2オン2パットでしっかりパー。ミスしても粘れると、スコアは意外と崩れないものです

7番アイアンの2打目がバンカー激突でダボ。最後のショートでのミスは、じわっと悔いが残ります

最終ホールはスライスで右ラフから。無理せずレイアップして3オン2パット、締めのパー。後半は40でまとめられて、気持ちよくホールアウトできました
基本データ
まずは基本情報から。武庫ノ台は18ホール、ベントの1グリーン構成。この日のレギュラーティ(白)で6109ヤードでした。距離だけ見ると極端に長くはなく、一般的なアマチュアがのびのび楽しめるセッティングです。
コース全体の印象としては、全面的に広く、緩やかなアップダウンがあるレイアウト。
フェアウェイがゆったりしているので、多少曲げても大惨事になりにくく、精神的にラクに振っていけます。
「狭くてプレッシャーで縮こまる」タイプが苦手な人には、かなり相性がいいはずです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール(ベント1グリーン) |
| 距離 | 6109ヤード(レギュラー/白ティ) |
| グリーンスピード | 8.5フィート |
| コンパクション | 21.0mm(区分:普通) |
| 刈高 | 4.0mm |

OUTコースの印象
OUTコースは、打ち下ろしから始まり、2打目以降は緩やかな登りが多い構成。この「登り」がクセモノで、グリーンが手前から見ると砲台のように見えるんです。実際の高低差以上に「奥が高い」と感じるので、番手選びは強気で行くくらいがちょうどいいかもしれません。
救いは、フェアウェイバンカーが少なめなこと。ティショットで過度にバンカーを気にしなくていいぶん、思い切って距離を稼ぎにいけます。OUTは比較的「攻めやすい」印象でした。
INコースの印象
一方のINは、OUTより難易度が一段上がる印象。全体に緩やかな登りで、右側が広く開けたホールが多いのですが、その分ドッグレッグも絡んできて、攻めどころの判断が問われます。
そして怖いのが、グリーンを外したときのペナルティ。外すとバンカーに捕まったり、ライが悪くなったりして、一気にスコアを崩しかねません。「グリーンに乗るか乗らないか」で天国と地獄が分かれる感じで、INは丁寧なマネジメントが要求されます。
攻略ポイント
INはグリーンを外すと途端に難しくなる。無理にピンを狙うより、グリーンセンターを狙う堅実さが吉。
バンカーは要注意
このコースで一番「おっと」と思ったのがバンカー。数は多くないのですが、砂が粗く、量も少なめ。そのため、顎(あご)が高いバンカーに入れてしまうと、脱出がかなり難しいんです。
砂が薄いとダフりにくい反面、クリーンに当てすぎてホームランになったり、逆に薄い砂の下の硬い地面にはじかれたり…と、コントロールが難しい。とにかくバンカーには入れないこと。これがこのコースのスコアメイクの鍵だと感じました。
バンカーは砂が粗く少なめ。顎が高いと脱出困難なので、そもそも入れない戦略が大切。
グリーンはやさしめ、狙っていける
グリーンまわりは、むしろプレーヤーにやさしい印象でした。数値上のコンパクションは21.0mm=区分では「普通」ですが、グリーン自体は柔らかめで、ボールがしっかり止まってくれる感覚。ディボット跡が付きやすいくらいなので、ピンをデッドに狙っていけるのはうれしいポイントです。
スピードも8.5フィートで、極端に速くて怖い、ということもありません。「乗せれば止まる」「転がりが読みやすい」ので、グリーンオンさえできれば、バーディチャンスも十分に狙える設計。ショットで攻めた人がちゃんと報われる、気持ちのいいグリーンでした。
スタート前に立ち寄るマスター室
ちなみに、スタート前の受付は写真のマスター室で。窓口では当日のグリーン情報の掲示や、Night Golf(ナイター)利用時の注意事項なども案内されていました。練習場の専用コインもここで購入する仕組みなので、スタート前にひと通り立ち寄っておくとスムーズです。

コース売店・自動販売機
売店は無人・自販機スタイル
コース途中の売店は、スタッフさんが常駐する有人タイプではなく、無人の休憩小屋+自動販売機というスタイルです。木造の落ち着いた小屋の中に、コカ・コーラの自販機が設置されていて、飲み物はここでセルフで調達する形になります。
小屋の中はエアコンも効いていて、テーブルや椅子、ベンチもあるので、ちょっと座って涼みながら休憩するのにちょうどいい。無人とはいえ、清潔でしっかり手入れされている印象でした。暑い日に日陰でひと息つけるのは、地味だけどありがたいポイントです。




支払いはカードホルダーが便利
うれしいのが、この自販機、スコアカードホルダーでの支払いに対応していること。プレー中って、財布や小銭を持ち歩くのが地味に面倒なんですよね。その点、カードホルダーでピッと買えるので、手ぶら感覚で飲み物を調達できてスマートです。
価格の目安は、コカ・コーラ500mlで240円ほど。街の自販機よりやや高めですが、山の上のコース内、しかも無人でこの利便性なら納得の範囲。もちろん現金でも買えるので、カードホルダーを使わない人も心配いりません。
コスパとコンパクトに驚き! さらに軽くスイングの邪魔にならなく、測定距離も1000メートル これなら初心者さん・プレゼント・コンペ景品に喜ばれます |
レストラン・お勧め料理・名物料理
まずは絶景から
料理の話の前に、どうしても伝えたいのが窓からの眺め。大きな窓の外には、緑の山並みと、正面にあの特徴的な三角の羽束山(はつかさん)がドーンと構えていて、まるで一枚の絵のよう。
テラス席からの開放感は、山あいの高台コースならではのごほうびです。

「武庫ノ台カーディナル」の充実メニュー
レストランは現在、「武庫ノ台カーディナル」という名称で営業。メニューがとにかく幅広く、洋食・和食・中華がバランスよく揃っています。
トンテキ定食やハヤシライス、天ざる蕎麦、牛スタミナ丼、パスタ…と、この日の気分でどれでも選べる懐の深さ。
注目は中華料理店「青冥」監修メニュー
数あるメニューの中でも、特に推したいのが中国料理店「青冥(チンミン)」監修の中華ランチ。関西で名の知れた中華の味が、ゴルフ場で楽しめるのはうれしいポイントです。
僕が頼んだのは、青冥監修のあんかけ焼きそば系ランチ。豚肉と彩り野菜がたっぷり入ったあんが、香ばしい麺にとろりと絡んで、これがしっかり本格派の味。
セットには鶏の唐揚げ、ミニ豚まん、ごま団子、スープ、ご飯まで付いてきて、セットはボリュームがありそうでした。






気になる 会員権・金額・年会費は?
パブリックコースならではの気軽さ
武庫ノ台ゴルフコースは、いわゆる高額な正会員権を持つメンバーコースではなく、パブリックコース。誰でも予約して気軽にプレーできるのが基本スタイルです。「まずは一度、気負わず回ってみたい」という人にとって、この間口の広さはうれしいところ。
その上で、「これから頻繁に通いたい」という人向けに用意されているのが、PGMの年次登録者プレーという制度です。
PGM年次登録者プレーとは
これは、年間の登録料を支払うことで、通常より割安なプレー料金でラウンドできる仕組み。運営元PGMの「全日登録者」制度で、登録料は21,120円(消費税込)です。
一度登録すれば、対象期間中は登録者価格でプレーできるので、年に何度も通う人ほどお得になっていく計算。武庫ノ台をホームコース的に使いたい人には、有力な選択肢です。
参考までに、2026年度(2026/4/1〜2027/3/31)の登録者プレー料金の目安がこちら。
| 区分 | 時期 | プレー料金(指定昼食付) |
|---|---|---|
| 平日 | 3〜6月・9〜12月 | 7,800円 |
| 平日 | 7月・8月・1月・2月 | 6,800円 |
| 土日祝 | 3〜6月・9〜12月 | 13,500円 |
| 土日祝 | 7月・8月・1月・2月 | 10,800円 |
※上記は1ラウンド3〜4バッグ・セルフプレー時の登録者価格。2バッグの場合は別途割増(平日1,100円/土日祝2,750円)。
※指定昼食以外を頼むと差額が発生。電話やPGM Web以外からの予約は対象外など、細かい条件あり。
※繁忙期(GW・お盆・年末年始など)は対象外日となる期間あり。
登録の手続き
登録には、PGMロイヤルティプログラム会員への事前登録と、年次登録契約書の提出が必要です。入金確認後から登録者としてプレーできるようになります。有効期間は2026年4月1日〜2027年3月31日の年度単位。
料金や条件は改定されることがあるので、実際に検討する際は必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
頻繁に通うなら年次登録者プレーがお得。ただし対象外期間や予約方法の条件があるので、事前確認は忘れずに。
もう戻れない!STMグリップの驚異のグリップ力と耐久性 一度使えば、もう他のグリップには戻れない。 STM G-REX M60Xは、あなたのスイングを支える“最後のグリップ”になるかもしれません。 ✅ 選ばれる理由はコレ! 滑りにくい設計で、悪天候でも安定したスイング! エラストマー素材が手にしっかりフィットして抜群のグリップ力! 耐久性も抜群で、長く使えて経済的! 3タイプの硬度(65・55・45)から選べる! バックラインの有無も選択可能! |
結論とおすすめできる人
この日のコンディション
ラウンド当日は、曇り・気温31℃。動くとやっぱり暑いのですが、時折り吹く風が涼しくて、夏場としてはかなりベストに近いコンディションで回れました。
感心したのが、コースメンテナンスへの姿勢。各ホールで、暑いなかスタッフさんが一生懸命に水をまいてコースを守っていました。それでも今年の猛暑と少雨には勝てず、フェアウェイには芝が枯れている箇所もチラホラ。ただ、肝心のグリーンは非常にきれいに仕上がっていて、プレーに支障はまったくなし。「守るべきところはしっかり守る」という管理の優先順位が、しっかりしている印象でした。
正直な総評
正直な感想として、コースそのものは広くて緩やかなアップダウンがあり、のびのび振れる好コース。名物の羽束山を望むショートや、絶景レストラン、ユニークなドーム小屋など、記憶に残るポイントも多く、一日を通して楽しめました。
ただ一点、正直に言うと、通常のPGMプレーフィで回ると、内容の割にちょっと割高に感じたのも事実。コースの満足度は高いだけに、ここは価格との兼ね合いで評価が分かれるところかな、と思います。
こんな人におすすめ
以上をふまえて、武庫ノ台を特におすすめしたいのは、次のような人です。
- 近隣に住むPGM年次登録者:土日にサッと回れて、年10回以上通うなら、登録者価格でコスパがぐっと良くなります。まさにホームコース向き。
- 女性・コンペ利用:レディスティからは距離が短めなので、女性でものびのび楽しめます。広いコースはコンペにも好適。
- 日焼けが苦手な人・ゴルフデート:2025年春から始まったナイターゴルフなら、涼しい時間帯に、日焼けを気にせずプレー可能。ナイターの雰囲気はデートにもぴったりです。
- 車を運転しない人:JR宝塚線・道場駅から無料クラブバスで約5分。電車派でもアクセスしやすいのは大きな魅力です。
逆に、「年に数回、単発でふらっと回る」というビジターの場合は、通常料金との兼ね合いで、コスパ面はやや冷静に見たほうがいいかもしれません。
最後に
個人的には、寒い季節に見られることがあるという「雲海」が心残り。あの高台からの眺めなら、雲海はきっと絶景のはず…。次はぜひ、雲海の季節に再訪してリベンジしたいと思います。
トータルでは、価格条件さえ合えば、しっかり楽しめる良コース。特に近隣の登録者にとっては、心強いホームコース候補になるはずです。
スコアカード・振り返り
この日の結果は86
記念すべきこの日のスコアは、トータル86(OUT 46・IN 40)。目標にしていた80台を、しかも1バーディ付きで達成できました。前半はOUTでつまずいて46と少し崩れましたが、後半INは40でまとめての巻き返し。尻上がりに調子を上げられたのが、我ながら気持ちよかったです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| トータルスコア | 86(OUT 46・IN 40) |
| バーディ | 1 |
| パーオン率 | 44.44% |
| フェアウェイキープ率 | 64.3% |
| 平均パット数 | 1.94(計35パット) |
内容の振り返り
内容を細かく見ると、反省と収穫がはっきり分かれた一日でした。
一番の反省は、やはり1番ホールのいきなりのOB。ドライバーが左に真っすぐ飛び出しての一発で、出だしから凹まされました。ただ、それ以外はいつものスライスは出るものの、球筋自体は安定していて、大崩れしなかったのは収穫。フェアウェイキープ率64.3%が、その安定感を物語っています。
もう一つの課題はアプローチ。突っ込めずに手前で止まるパターンが多く、寄せきれずに2パットが増えてパーを取りこぼす場面が目立ちました。パーオン率44%と平均1.94パットを考えると、あと数個は拾えたはず。ここが次への宿題です。
貸切状態の快適ラウンド
そしてこの日は、前後の組と一度も鉢合わせない、実質貸切状態という幸運も。前の組が2サム、後ろが4サム、僕らが3サムという絶妙な並びで、前にも後ろにも人影が見当たらず、のびのびプレーできました。前半・後半ともに2時間ずつのちょうどいいペースで、待ちのストレスとは無縁。これも好スコアの追い風になった気がします。

次回予告
次回は、神戸三田プレミアム・アウトレット近くの「北神戸ゴルフ場」に行ってきます。またレポートしますので、お楽しみに。
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